本気

2003年12月2日
 本気だからといって全てをささげるわけではない。

 本気なのは自分自身を賭けることを本気だと想う。

 本気だから色んな距離のとり方もあるんだろう。

 眠っても忘れないことが本気なんだろう。

 昨日ぼくは何を本気で想ったかな?

気まぐれ

2003年12月1日
 ただの気まぐれなんだよ。

 ただそれを僕が勝手に勘違い捨てるだけ。

 みんなただの貴方の気まぐれ。

 それが嘘か本当かなんて僕には分からない。

 だったら全部気まぐれっておもったほうがいいのかな。

 あー、何がなんだかわからなくなる僕の感情。

 結局これも気まぐれなんだね。

言い切ること。

2003年11月26日
 とあるお店である言葉が落ちていた

 <人はなぜストレスがたまるのか?それは相手の価値観に合わせて生きるからだ!自分の山を見つけて登りなさい。>

 と、書いてありました。

 相手の価値観に合わせて生きることが自分の山だって言う人も居るでしょうに。

 相手の価値観を無視して自分の山を登るとも解釈できてしまいそうな言葉にもなりましょうに。

 言い切ることは好きではない。

 そこには選択の余地がなくなるような気がするから。

 そこには価値観の押し付けが見えるような気がするから。

 ・・・・たぶんね。

 お互い我を通して、それをお互い受け入れて、そして共に歩んでゆく。

 水と油が混ざらなくても共に流れていくように。

 でも本当は嫌だった。

 でも側にある。

 もしかしたら自分の嫌な部分の象徴かもしれない。

 同じ血は流れ続けているのだから。

 でも、別に愛されたいわけではない。

 昔にそんなことは無理だと分かったから。

 ここに居ることの価値を見出しているから。

 ここにある命がもらえただけで貴方を尊敬するから。

 でも、駄目だといわれた時。

 今まで自分で道を選んでるようで向こうが示した道の中から選ばされていたに過ぎないような感覚が頭からこびり付いて離れない。

 相手側の道に僕が見出したものがないことだけなのに。

 子供のままならよかったかもしれない。

 時の流れが流れなければよかったかもしれない。

 しかし、人は知っていく。

 そして、旅立っていく。

 もう子守唄は聞こえなくてもいいのに。

 僕は僕の道を行けるのだから。

 その先に死が待っていても構わないのだから。

 それを僕はただ見届けてほしいだけ。

 貴方からは見にくくて不安になるのだろうけれど。

 それがその立場にあるものだからというのだけれど。

 立場の前に命あるものとしてみてほしい。

 と、いっても通じないこと。

 貴方にとっては僕は貴方の所有物としか見られてないから。

 貴方にとってはそれが何よりも優先されているから。

 どうするべきか。

 幸せの価値が同じだったらヨカッタノニネ。

冬の風

2003年11月21日
冬の風に当たるたびに動けなくなって。

 苦しいほど、訳のわからない感情が浮かび上がる。

 ただその感情を言葉にできずに、感情にただ震えるだけ。

 なぜ?どうして?動けない想いは形にならずに、ただ僕をこの場に疼くませる。

 誰かが隣にいたら風を感じずに笑って歩いていれたのだろう。

 でも、その温もりを知らない。

 だから、一人で歩ける。

 もし、安らぎを知ったのならば、もう一人では歩けなくなるのだろうか?

 満たされた時の答えは全て貴方に還るとして。

 満たされてないときの答えはどこに還るのだろう?

 だから、歌い続ける。

 笑顔が枯れ果てようとも。

客観性と主観性

2003年11月15日
 誰かに言った言葉。

 悩んでるときって自分を客観的に見えないんですよね。すごく、感情に振り回されて、自分に酔っちゃう感じで。

 そしていわれた言葉。

 人は行き続ける限り客観的に物事なんて見れないよ。

 そして返す言葉。

 いや、でも確かに主観にしか成れないけどある程度心を分けて考えるっていうか、ちょっと離れた距離から見てみるっていうか。

 そして、最後の言葉。

 それも主観じゃん。


 いや、僕はわかってる。自分という鎖を断ち切れないことも。

 それでもなお断ち切ろうとしてる行為を客観と呼んでみただけ。

 それすら主観なのは分かっている。

 と、説明したとこで相手からはそれも主観でしょ?と、返された。

 自分ごとを他人事みたいに話す癖があると、言われた事があるけれど、そいゆうことを僕はしてるんだ、と言いたかったんだけど。

 一回も感じたことない人にはどんな言葉を使っても通じないかもしれない。

 ただ単に僕が言葉足らずだっただけかもしれないけど。

 そして想うこと。

 もし今僕の中にある気持ちを貴方に伝えようとして、貴方の中にそれと似たようなものが存在すらしてないとしたら、言葉で伝えることは無理なのかな?って。

 でも、音楽ならできると思うよ。

 無から有へ。

 湧き上がる泉のように。

 それが本質なのだから。

 誰かが言った言葉。

 僕なんだけど僕じゃない。

 そんな、客観性がいつもあること。

 それが僕の主観なんだろう。

笑うこと

2003年11月14日
 ずっと笑っていれば良いと想っていた。

 笑顔は人を和ませると想って。

 ずっと、ずっと。

 笑うことが自然になるくらいに。

 その雰囲気を回りに伝えようとして。

 そして、ふと気づく。

 自分の人生も笑っていた。

 そして、もう一人の自分が

 ・・・嘲笑っていた。

 バランスをとるのは難しい。

 でも泣いてるよりかは良いや。

 そう、想うことは正しいのかな?

 今は笑うことのほうが僕らしい気がする。

 なんとなく、なんとなく。

 想いつづける。

大切なこと

2003年11月12日
 想い出には価値があると想っていた

 想い出に価値があるから人は生きていけると想っていた。

 過去が生きた証になるのだから。

 記憶が生きた証となって輝くのだから。

 そして今生きる事も記憶となり価値が生まれるとして。

 でも

 もし、記憶がなくなるとしたら。

 価値を見出すものがなくなるとしたら。

 そう想ったとき全てを覆された。

 真実と想っていたことはいつまでも真実となりえなかったから。

 誰かが言っていた。

 生きてくことは愛し愛されることと誰かが言った。

 誰かの真実。

 僕には当てはまらなかった。

 そして、見つけたこと。

 そして、想ったこと。

 真実とは姿を変えるものだと。

 その場、其の時、其の人に、様々な真実。

 自分には当てはまらなくても、誰かに当てはまって、それぞれにそれぞれがんばって。

 誰もが幸せになるためにがんばっているから。

 真理なんてなくていい。

 ただ行くところへいく道を。

 歩くことを気づかせてくれた。

 それが大切なこと。

 だと、想うよ。

何度も・・・

2003年11月6日
 何度もこの想いはあったはず

 そして何も出来ずにいつも過ぎていく

 悪戯にただ自分の想いに振りまわされ

 最後は眠ることで、手放すことで全てを忘れようとするんだ

 人の歴史は繰り返すというが、俺もこの短い一生の中で同じ想いを繰り返すだけなんだろうか

 そしてドコへも行けずに朽ち果てていくだけなのだろうか

 臆病者の末路として
 あの時、俺は自分を出したとき受け入られなかった

 だからもう、自分を出すのは止めようと

 本当の自分は誰からも愛されない、そう想ってしまったから

 そしてひたすら隠し続け、自分でも忘れそうだったのに

 貴方を見てしまった

 生まれてしまった想い

 受け入れることは簡単だけど受け入られるのは容易じゃないから

 強がりを繰り返して、壊れて、また強がって

 ただそれだけの日々にしか過ぎないだけ

 待ち続けてるだけ

 でも、其のことに少しだけ自信を持てば

 もうちょっと楽しく生きられるかもね

 
 何度も何度も繰り返すことだけど

 其のたびに少しは前に進んでると気づいたフリをする

 でも、そう想うことが

 前に進んでいるのじゃないかな

 今日も笑いつづける

 泣くよりはマシだから・・・

夜空

2003年11月3日
 秋、星が輝く夜空をを見上げて

 何個か目に見えるほど輝く星たち

 其の中の何個かを目的として、何もない虚空を始まりとして

 始まりから輝く星を目指して線を結んで

 うっすら輝く星を通りながら、目的とした輝く星へ

 次のへと、次のへと、少しずつ歩んで

 いつか何かを描くのだろう

 遠い昔、人が星を繋げて星座を描いたように

 ぼくも何かを描いていたい

 描いていれば、いいな。

大切だから・・・

2003年10月29日
 何が何だか分からなくなって、ココから去ろうとした。

 俺という存在があっても何も出来なかったから。

 何も守れなかったから。

 ただ、傷つけたようなだけだった気がしたから。

 それでも、俺は少しでも何かがしたくて、でも、ココに居たら何も出来なくて、離れることで、別の場所で何か出来ないかと想ったんだ。

 そして、守りたいものから希薄となりつつある自分の存在を何とか理由をつけて、何とか自分を納得させようとして。

 でも、納得しきれずに動けなくなる。

 怖くて、不安で、その感情にだけ囚われて自分を見失っていく。

 歩くことも忘れて、ただ震えていた。

 そして、歩かないで居ることも怖くて。


 ふと、気づいたこと。

 何故、そんなに守りたいものが守れないだけで怖いのだろう。

 俺は元々分かっていたはず。

 何も守れないはずだと。

 それでも、守ることを選んだこと。

 あ、そうだ。

 <大切だから・・・>

 大切だから、守りたいとおもったんだ。

 でも、どう頑張ってもそれが出来なくて・・・。

 いや、そうじゃない。

 俺が諦めていたにすぎない。

 そう、大切だったはずなのに。

 いつのまにか、諦めていた。

 でも、大切だから、戻ってきてくれた。

 自分の内から湧く想いとして。

 大きすぎて、大きすぎて、太陽のように。

 近づいても、近づいても、遠くて。

 そして、忘れていく。

 人の心なんて、俺の心なんて弱いから。

 でも、弱いなら、弱いなりに、少しでも何か方法を。

 大切だから・・・。

 大切だから、離れたくて、離れたくなくて。

 想いつづけたくて。

 大切なものが笑っていてくれればいい。

 そして、おれはそれを願うことをしよう。

 太陽が月を照らしても、太陽が僕を照らすことはないのだから。

 それでも、俺は太陽の下にいよう。

 たとえ照らされなくても。

 大切だから・・・

 見つづけたい。

輪廻

2003年10月26日
 分かってる。

 自分の価値を、心を、声を。

 別に不必要でもなく、必要でもないということを。

 なくても、あっても、周りの人々は変わらず生き続けるということを。

 俺には守るものがあっても、俺を守るものはいないから。

 人知れず朽ちれば、そのまま流れていくものばかりなのだから。

 でも、周りの人は笑いかけてくれる。

 俺などいなくても生きていけるはずなのに。

 でも、分かっているんだ。

 そんなことを想うことは笑いかけてくれる人に失礼なんだと。

 悲しみを忘れて人は生きていくものなんだと。

 生きているだけで自分の事は満足すべきなんだと。

 だから、俺がいなくても皆生きていけるなんて想うな。

 俺がみんなが居なくても生きていけると想っているに過ぎないのだから。

 目に映らないものを信じれないから、他人のせいにしていた自分。

 今を信じきれない自分。

 そんなやつは一人で落ちていくがいいさ。

 そう、想うもう一人の自分。


 人を愛したとき、嫌われることを恐れるあまりに人を愛さない方がいいと、想っただけに過ぎないかもしれない。

 そんなただの臆病者の言い訳にしか過ぎないかもしれない。

 過去のこと。

 他人に<気持ち悪い>と、言われたとき、<死ね>と、言われたとき、<生きてる価値などない>と、言われたとき、耐えられなかった。

 過去を言い訳にしてるだけかもしれない。

 それでもおれは伝えられない。

 この想いを。

 そして、誰も愛さないまた方法を探し出す。

 そして、壊れだす。

 そして、忘れる・・・思い出す・・・

 この先には何が待っているのだろう?

笑う

2003年10月25日
 俺は笑いつづけよう

 無理してでも笑いつづけよう

 今は泣く場所がないのだから

 今は一人なのだから

 なら今を生きるために

 いつか来る泣ける日のためにも

 今抱きしめるために

 泣けなくて孤独に震えるよりかは

 笑ったほうがいいさ

 その方が明日に繋がる

 そう、そう想った

 そんな夜・・・

別れ際

2003年10月23日
 別れ際に分かり合えたような気がした

 そんな気がした、君との関係

 何故もっと早くこうしなかったのだろう。

 何故もっと早く解りあえなかったのだろう。

 でも、もう遅い出来事。


 それでも僕は想うでしょう。

 この別れ際に

 解りあえないままに終わっていたらどうだったろうか?と。

 過ぎたことはもう戻らない。

 今を、満たすように生きてくだけ。

 今を、抱きしめて生きてくだけ。

 だから、想う。

 別れ際に分かり合えてよかった。

 ぎりぎり間に合った。

 よかったよ、と・・・。

希望?

2003年10月22日
 自分だけに閉じ困って絶望を歌うのは簡単だよね。

 そうじゃない。そんなんを歌にするんじゃない。

 じゃぁ、何を?

黒猫

2003年10月21日
 日が落ちた雨の中、人込みの中を歩いていた。

 誰も知らない人並み。相手が俺を知らなければ俺も相手を知らない。

 己の希薄さに空しさを感じて、存在の意味が分からなくて、戸惑いつづけて。

 少しでも違うことをしたくて、己の存在があることを知らせたくて、傘もささずに濡れて歩く。

 ただ、濡れて。

 たどり着いた先は駅だった。

 都会の駅。誰もが忙しそうに歩いていく。立ち止まってる僕など見ずに、何かに取り付かれたように、歩いている。

 笑ってる人もいれば、気難しそうに歩いてる人もいれば、、、、俺には分からないさ。

 そんな時、遠くの道を小さな影が横切った。

 目の悪い僕には小さな影としか認識できなかったもの。

 認識できるまでに近づくと猫がいた。

 輪郭はハッキリしない僕の目でもやせ細って見えるネコ。家族なのだろうか、親らしきネコが2匹、子猫が2匹。

 みな真っ黒だった。

 親ネコらしきネコは少しだけ俺を見て俺を相手にしなかった。

 そして忙しそうにその道を駆けるスーツ姿の人々。

 それらの姿に警戒しながら、猫たちはそこにいた。

 どんな風に人の目に映るのだろう?

 食うにも困って、いろんな物に怯えて、ひっそり寂しそうに生きてるように見えるのだろうか?

 足音がするたびに逃げる猫。

 時には警戒したり。

 雨に打たれ体を振るわせたり。

 そんな姿を見て貴方は何を想う?

 そんな風に成りたくないと想うのだろうか。

 都会の片隅でひっそり生きるように成りたくないと想うのだろうか?

 何も想わないのだろうか。

 人々はネコの前を通り過ぎていく。

 おれはネコを見つづける。

 そしてネコ達は都会の闇に消えていった。

 そうなんだ。

 ネコの家族達はどう想われようと、そこにある大切なものを守れればいいとおもっているのだろう。

 おれが何を見て何を想ったかなんて関係ない。

 ただ守りたいものを守るために。どう想われようが関係なく生きているのだろう。

 守りたい家族と共に。

 俺は?俺は?

 おれは何を守りたいと想って生きれば、人からどう想われようが、どう想われなかろうが生きていけるのだろう?

 分からなくて、苦しくて。

 そう、苦しい。

 苦しい。

 <苦しいことはそれが大切だから>

 ふと、昔聞いたた言葉を思い出した。

 そこに大切なものがあるから譲れないものがあるから苦しいと。

 なら其れを求めればいい。

 俺は求めよう。

 ココ居る意味を。ココに在る意味を。

 たとえ人から見て低落者と見えてもいい。

 馬鹿と見られてもいい。

 求めなければ苦しいのだから。

 大切なのだから。

 そう、答えを探すことが答えだって今はいい。

 そう想った。

 そして傘をさす。

 そして歩き始める。

 たとえ絶望が答えとしても。

 生きてる証を求めて。

冷たい風

2003年10月17日
 俺は笑い続けよう。

 俺がココに居なくても、貴方は笑うのだから。

 俺がココに居なくても、貴方は泣くのだから。

 ココに居る必要性がないのなら場を笑わせるだけでいい。

 本当に欲しいものを押し黙っていつまでも道化のように居ればいい。

 本当に欲しいものはもう遠く。

 其れを偽善というのならおれは偽善者を名乗ろう。

 其れを卑怯というなら俺は卑怯者を名乗ろう。

 そして貴方の幸せを祈りつづけよう。

 そしてたまには耐えられなくなる。

 目の前に俺の居ない幸せ。

 人間だから。

 そう想いつつ、冷たい風を浴びて、自虐的に笑って見せては、明日に繋ぐ糧として。

 眠ることで忘れる日々。

 うれしいことも、かなしいことも。

無題

2003年10月15日
 前に進め!と言われてもどっちが前だか分かりやしない。

 愛を囁けと言われても囁く者などありやしない。

 夢を追いかけろといわれも追いかける夢などなかった。

 なんとなく生きていても食べていけて、眠れて、明日を迎えれて。

 死ぬために生きるのなら何故生きているのだろう?と。

 しかし、全てが満たされていたのなら歌う意味はあるのだろうか?

 だから歌う。

 せっかくこの地で、風を感じれるのだから。

 理由がないのが嫌なら作ればいい。

 無理して作らず焦らず作ればいい。

 今死ぬのも、100年後に死ぬのも結果から見れば大して変わりはない。

 満たされていても満たされてなくても不安は消えぬものだから。

 だから、ただ、僕は想うだけ。

 <今、生きてるだけで良いじゃないか>

 今感じれるものを抱きしめて。

 受け止めたなら、何事よりも光を放つ。

 そう、想うよ。

高いところ

2003年10月13日
 誰かが言っていた。

 <高みに上れ>と。高いところにいればいるほど遠くが見えるから、と。

 そこから、自分の好きな道をさがせばいいと。

 そのときは幼すぎて納得してしまっていたよ。

 でも、違う、違うんだ。

 俺はいつまでも空が見ていたかっただけ。

 高いところに行けば見下ろした景色がきれいでそこに目が行ってしまう。空を見ることを忘れてしまう。

 展望台に上った人々でどれだけの人が空を見ているのだろ?

 俺も忘れていた。本当に見たかったものを。

 近づきたかったものを。

 本当に近づきたいもの。

 眺めて居たかったもの。

 近づいても遠くて遠くて、それでも眺めて居たかった者。

 届いても掴めないもの。

 雲を掴めるのは風だけだったから。

 俺は風にはなれなかった。

 でも、見続ける。

 忘れて下を見下ろさないように。

 空から一番離れたこの地面から。

 貴方を掴む風に揺られて。

 低いところから

 空を、空を、貴方を見続ける。

 いつまでも。

行くあて

2003年10月12日
 行くとこがない。

 何処にもない。

 そして、心が苦しい。

 でも、苦しいって何?

 苦しみの付き合い方。

 苦しみとは何?と言い聞かせること。

 そしたら苦しいことなんて分からなくなるはず、と信じて。

 嫌な事なんてもっとあったはずさ。

 そう想うだけのこと。
 今ある幸せがいつまでも続いてほしいと思えばそれはありえないことだから苦しみと成るかもしれない。

 今ある気持ちが手放したくないものか、手放したいものか考えればいい。

 手放したくないものなら毎日想えるように抱きしめて。

 手放したいものならこの悲しみはいつかは消えるものだと、眠るたびに悲しみは薄れるものだと。

 今までがそうであったように。

 でも、少しずつ耐えられなくなっているのかもね。

 そんな気がして行くあてを探しつづける。

 帰る場所が見つかるまで。

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