2002年12月30日
 ほんとに ほしかったもの
 ほんとに 大事だったもの
 今 目の前に。。。


 声を出したい。声を届けたい。でも、出来ない。僕はあの日決めたんだ。僕が求めるのは想いを介するものだけだと。想いは求めてはいけないと。

 子供のころからほんとにほしかったもの。その頃は、ほしいなんて想ってなかったんだろう。純粋に、空気と同じで、ただ、あるものとして、あったんだろう。

 でも、空気はなくなった。気づかなければ幸せだったとも言い切れたかもしれない。そして、想ったんだ。

 僕の想いは要らないもの。きっと、君にとって、邪魔なもの。

 ただの僕の都合のいい言い訳。ほんとは分かってる。僕の想いが拒否されるのが恐いだけなのを。僕が必要とされないのを恐れているだけだと。

 ただの臆病者だってことを。

 だから、今まで触れ合うことを恐れてた。触れ合うのが恐くて。そのくせ、一人が嫌で。一人が楽で。

 そして、この顔、この体。いい様だ。

2002年12月24日
 人は望むものを得られるとは限らない。そう、本当はいらないんだ。感情を隠す幕なんて。

 心を好きになればなるほどに、ばれないように振舞える己だった。過去の自分。今より穢れきっていた自分。その時の心が残ったまま。今に続く。過去から届く今。要るものも要らないものも全て。

 そして、あらゆる感情が流された時、本当に求めていたものも流されてしまった。いや、流すことが出来るようになってしまった。そして、偽りと感じる事すら出来るようになってしまったんだ。

 元は形のない感情。偽りと思い込む事だって、揺るぎ無いものと思い込む事だって出来る。別れのない出会いだと、揺るぎ無く思うことすら出来る。これは本物。

 でも、でも、本物だと言い切れるけど鑑定の仕方が出来なくなってしまったよ。一人が長すぎてさ。

 受け入れられるにしても、受け入るにしても、僕は一人ではもう生きられなくなるんだろう。受け入られるならそれでもいい。でも、受け入られなければもう、生きていけないだろう。それほどのもの。

 だから、確かめる事はできない。でも、ただの臆病者の言い訳。

 だから、いつも唱え続けるんだ。
 <あの優しさは、みんなもの。>
 <あの声が、誰かのための声。>
 <僕は要らない、いや、必要とされないはず。>
 <ただの、僕の妄想なんだ。>

 。。。。。。。。。ってね。

2002年12月22日
 僕が言う事には嘘もある、冗談もある、本気もある、自分でも分からない事など、色々ある。

 でも、偽はない。義はない。

 偽をつくのなら僕は死を選ぼう
 義をつくのなら僕は死を選ぼう


 。。。。。ほんとうですよw


2002年12月21日
 幻から現実に変わる時、手が届いてしまうかもしれない。でも、それも幻といずれ気づくんだろう。

 全てを恐れれば全てが逃げていく。見つめるだけなら恐くない。だから、僕は現実と幻の間を往けたんだ。

 これからは、どうしようか?


2002年12月20日
 下を向けば無数に広がる雨。上を向けば広がる海。そして、広がる大地

 この星に生まれた事は想えなくてもこの地に生まれた事は思える。そして、地は空に、空は星に繋がる。

 全ては繋がり、そして消えてく。

 必然によっておこるものか。偶然によって起こるものか。過ぎてしまえばなんとでも言えるから。

 だから、今を知る。

2002年12月19日
 ちょっと、久々に整理。

 人は皆弱い。そして、強くなれない。だから強さをいつまでも求めれる。

 でも、強くはなれない。0.999999999999999999999・・・・・が、いつまで経っても1に成れないように。

 ただ、1を目指す0.9999999999999・・・・・は強く見える。いや、強さと呼ぶには語弊がある。でも、言葉が見つからない、あえてそういう事にする。

 それは弱さを知る強さ。今はそう、名付けよう。
 

2002年12月17日
 有を求めれば無は離れていき 無を求めれば有は離れていく

 生を求めれば死は離れていき 死を求めれば生は離れていく

 心を求めれば体は離れていき 体を求めれば心は離れていく

 孤独を求めれば人は離れていき 人を望めば孤独は離れていく


 普通が普通である時は良い。普通が普通じゃなくなた時、普通じゃ生きていけなくなったとき、普通じゃない事を普通とした。

 昼は暗くなり 夜は明るくなり 
 空は赤くなり 夕焼けは青くなった

 そして 普通が恋しくなっても手遅れ
 僕は生きていくしかないだろう

 希望と絶望の間で
 

2002年12月16日
 ある人が聴いた

 <振るのと振られるのどちらがいい?>

 聴いたその人は即答した

 <振られる方>

 <私は振る方がいいなぁ。>
 
 <何故?>

 <だって、振る方が振られるよりショックが少ないでしょ。>

 。。。。。その時その人は思った。

 (愛する人を信じ切れなかった?許し切れなった?その自分の心を抱えて生きていけるの?それとも、人は・・・・・・・)

 ふと、想った事。

2002年12月15日
 寂しさ。孤独。悲しみ。もどかしさ。人が嫌う感情。人が紛らわそうとする感情。

 紛らわそうとするから、すぐ逃れようとするから、きっといけないんだね。僕らは何も知らない子どもだから。

 例えば、子どもが服に零したシミを擦ってしまうように。それしか、シミを消すすべを知らないから。でも、シミは消えずに広がってくだけ。こすればこするほどに広がってくだけ。もう、最期は泣いてしまうんだ。

 ただ、泣くしか出来なくなるんだ。

 嫌うのではなく、紛らわらそうとするのではなく受け入れるのはどうだろう?抱きしめるのそうだろう?

 きっと、寂しさも、孤独も、悲しみも、もどかしさも、寂しいんだ。孤独で寂しいんだ。悲しくてもどかしんだ。だから、離そうとすると、意識してほしくて、抱きしめてほしくて、もっと、自分を現そうとするんだね。

 だから、抱きしめようよ。
 一人にしないと。

2002年12月14日
 分かってる。分かってるんだよ。きっと。貴方が本気でない事も。その感情が別のとこにあるのも。感情にただ心が奪われているのも。

 何を思えばいいのだろう?演じる事を強要してくるものに。無理なんだ。どちらの前でも笑い続けれるのは。僕は知ってるから。知っているんだから。

 何も知らないと思ってるのは貴方だけ。

 何も理解しようとしないのも貴方だけ。

 いつから、笑いは無理するものだったんだろうね?いつから、そんな関係を貴方は強要するようになったんだろうね?貴方にとっては些細な一言は僕の中では凄く悲しい事なんだ。知っている?都合の良い時だけ都合のいい立場を振り回されるのはうんざり。

 僕だって泣きたいんだよ。笑いたいんだよ。好きなんだよ。ほんとに。僕は空気じゃないんだ。何をされても無償の愛を送ってられるほど人間出来てない。

 でも、泣きたいんだ。

 だから、離れよう。そう誓った、今日。

2002年12月13日
 僕は知っている
 きっと知っている
 人が呼吸をするように
 人が人を愛するように
 それほど 自然に

 変わってゆく姿を見続け
 本気で愛せない
 確かなものなど 僕には確かなものでなく
 憎みきれない 自分が居る

 触れれば壊れ 触れなくとも壊れ 
 離れれば蹴られ 近づけば蹴られる

 でも 愚かなほどに 正反対の事も信じ切れない
 だから 不安定にしか生きれない
 だから 愛する事も出来ない
 だから 憎む事も出来ない
 
 そんな どっちつかずの存在

2002年12月9日
 カント曰く
 <人は哲学を学ぶ事は出来ず、哲学する事を学べるだけだ>
 そうです。

 その言葉を借りるなら
 ある人曰く
 <人は他人を信じることが出来ず、他人を信じたいという自分を信じれるだけだ>
 そうです。

 いつでも信じてるのは他人を信じたい、信じていたいと言う自分の心。

 人の心は計り知れぬもの。その人にとっては普通の行動、でも僕には普通じゃない。そんな擦れ違いに感じること。ただ、それだけのこと。

2002年12月8日
 本気に物事をやればどんな時も笑えると思ってた。本気だから、悲しくても、寂しくても、楽しくても、嬉しくても、本気で笑えると思ってた。そう、思っていたんだ。

 いつからだろう?

 本気でやればやるほどに 届かない
 本気で求めれば求めるほどに 遠くなる
 本気で勝とうとすればするほどに 勝てない
 そして 超えられない

 結局 無意味だとをおもい知らさせる
 何よりも 自分のことが無意味と知らさせる

 そんな暮らしの中で気づくこと

 僕、僕の甘え。
 結局は自分が辛いと思ってるだけ。自分のことで落ちているだけ。仕方の無い奴。つまらない奴。そんな奴のことで悩む自分が一番仕方ない奴。

 まだ なんとかなりそうだ
 まだ 生きていけそうだ
 まだ。。。
 

2002年12月7日
 壊れそうなほど、脆い感情。それに頼る壊れそうなほど脆い僕。

 きっと、僕はずっと気づかない振りをしてきただけ。知ってしまえば、あの時みたいになると分かっていたから。

 だから、、、だから、あの時目を背けたんだ。あの時、一番大事だったものに。

 そして、今まで一人でも生きて来れた。

 そして、限界が訪れようとしてた。

 目を背け切れなくなった。きっかけは触れ合い。始まりは偶然、終わりは、必然。でも、何とか保っている。恐れているから。今の自分が壊れる事が。信じ切れないかも知れない自分が。

 拒否される自分を・・・・。

 目の前に境界がある。見ないふりをすれば今までどおりに生きていける。見てしまえばもう、二度帰れない。得るものは生きる強さ?生きる弱さ?それとも、このままでも大丈夫?

 それは、分からない。どう、行くべきだろう?

 今は逃げている。力の限り逃げている。現実から、自分から。

2002年12月6日
 君は聴いてくる。僕の傷に。僕は聴きたい。君に。
 <覚悟は持ってるの?>

 嘘です。そんなこと思ってません。僕の価値なんて道端のゴミより価値が無いんですよ。何故かって?道端にゴミが落ちてれば人はそれをゴミと認識するではないですか。僕が道端に立っていても誰も認識することなく通り過ぎるからですよ。

 ちょっと、無理があるような無いような理屈。でも、そう。自分で自分の価値が見えないのに自分から人に頼る事はもっと価値を失うことになるのです。僕にとって。頼られるのは良いんでしょうかな?

 と、言うわけで、逆から言えば僕も認識することは少ないんですよ。ほんとに。きっと、認識しない人はすぐ忘れてしまう。でも、認識したら、ゴミ以下なりに貴方を想います。でも、ゴミ以下ですから。貴方の邪魔にならないように、貴方の目に入らないように、そっと。

 そして、ゴミ以下な僕はゴミ以下なりにしっかり考えているんです。ゴミだって好きでゴミになったわけじゃない。ゴミだって、要る人が要るかもしれない。価値なんてそれぞれ。だから、生きている。その姿でも在るべき場所を探して。ただ、世間一般から見てのお話。そして、僕の僕だけの普通のお話。

 そして、全部嘘と言えば消えてしまうお話。

 

2002年12月5日
 僕は要らない存在。誰にとっても。そうだろ?今死んでも大丈夫。世界は回り続けるし君は君で居るだろうし、ただ僕が消えるだけ。
 
 でも、僕は君がいなくなったら泣くかも知れない。しばらく動けないかも知れない。君を忘れれないかもしれない。いや、忘れられないだろう。

 しかし、悲しみは薄れていく。忘れない自信はあっても、いずれ思い出す事になるんだ。普段は、考えないんだ。そして、偶に君と居た時を懐かしみ誇りに思うだけなんだ。

 ただの、自分勝手で。

 だから、僕は要らない存在。そんなことしか思えない要らない存在。必要とすることを許さない存在。必要とされることを恐れている存在。そして、嘘で固めた存在。全てを恐れている存在?

 ただ、苦しみの中で待っている。
 それしか、出来ない存在。

2002年12月4日
 例えば、君が色んな音を知っていて、いろんな音を、理解できているのなら、音が君から見てどんな音かは君にはすぐ判断できるだろう。

 でも、君はその音をはじめて見て君がその音を好き何なるとは限らない。何度も聴いて好きになる可能性も在れば嫌いになり得る可能性もある。

 出会いは一瞬、その一瞬に君を感動させるほどの音を奏でなければならない。

 その奏でるものの可能性に賭けてみる。
 それをまず信じてみよう。

2002年12月3日
 痛み、まだ続く。別の痛み。それを言い訳にする事だって出来る。誰にも言わなかったら誰にも通じない痛み。僕だけの痛み。

 例えば、痛みで打ち倒れ苦しんでいる人が目の前に居るとしよう。例えば、何とも無いのに眠いから昼寝してる人が目の前に居るとしよう。二人ともうつ伏せで少しも動かなければ見る人の目によって彼らの状態は決め付けられ、時には無視されるのだろう。

 そんな感じで言葉なしに人に伝えることはお互いが伝え伝わりたいことを認識してなければむつかしこと。分かりっこない事ばかりなんだから。僕には踏み込めないことばかりなんだから。人なんて人が判断できないのだから。

 だから、全て許す。誰のためにでもない。自分のために。

2002年12月2日
 耐えられない痛みじゃない。そう、このくらいならいつも感じている。坂道を登りだしてから感じる痛み。直に心臓に響き、呼吸さえ困難とする。でも、こんなとこで倒れるわけにもいかない。

 誰にも気づかれないように痛みの痛みたる由縁を想い痛みは?痛みは何と?何度も訪ねる。心無くし世界で独りのように思えば痛みもたいして意味を持たなくなる。

 しかし、一度逃げ出した。だから、恐怖で息が出来ない。何も分からなくて、ただ、分からないようにしただけなのだから。

 それでも、少しずつ戻りだす自分の日常。そう、僕の痛みなんて世界に何も影響すら与えないもの。閉じ込めておけば誰にも気づかれずそのまま終わっていく。

 たいした事無いもの。

2002年12月1日
 慣れている。慣れている。慣れている。そう、自分の心を殺すことなんて慣れている。慣れている。慣れている。慣れている。慣れている。。。。そう、言い聞かす。

 慣れてしまえば自然なこと。自然なことは、無理をしてないこと。だから、大丈夫だろ?そうだろ?今までそうであったんだから。

 いつの日からか自然となり、不思議なことでなくなり、何もかもに順応することで何もかもから逃げていた。何もかもから。

 一人だって、普通なこと。全てが普通なこと。そう。あくまでも僕にとってだけ。僕にとって普通なこと。だから、耐えられない日も来るんだ。それも普通だから。

 殺すことも、生かすことも、全て普通であり続ける。死ぬことも、生きることも。僕にとってだけ。変わり続ける自分に耐えられなくなる。

 でも、変わり続ける事だって普通なんだろ?

 これだけは、僕だけじゃない普通。

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