ないもの。

2004年7月22日
 好きだと想っていたものが好きだと想い込もうとしていたものと気づいたとき

 好きじゃないって想っていたものに好きじゃないって想い込もうってしたものがあったことに気づいた

 全ての制約を振り払って己を縛る枷を全てはずした時

 言えるだろうか。

 嫌いだと・・・

 例えその言葉が己を抉るとしても

 例え虚しく宙を彷徨っても

 例え誰にも届かなくても

 この朝焼けが一瞬で終わるように

 それを真似てみて

 その中にあるものを

 ないものとした。

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