いつでも

2004年7月2日
 今なんとなく生きてるから生きている

 とりあえず目の前に生があるような気がするから

 でも、目の前に一歩踏み出すとどうなるか分からない情景がある時

 踏み出していいのかな?そう、思う

 笑顔で大丈夫と言ったあいつはきっとこの先の情景を見たのだろう

 俺も見ていいのだろうか?

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 自分に欲がないとは言いはしない

 欲とは本能だから

 そして本能とは生きること

 その本能を否定して死を望んでも良いかもしれないと思うことは

 もはや本能など当てにならないことだね

 愛も名誉も金も夢も・・・

 すべて幻想と言いきって

 それでも失いたくないものがあるとするならば

 すべてから嫌われて

 自分自身が自分を嫌ったとしても

 消えぬ悲しみだけはどうか・・・

 せめてこの目の前だけでは、と。

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 月日は流れるのは早くて

 所詮人間はどうがんばっても100年しか生きられない

 ならば

 今死んでも60年後に死んでもたいした問題じゃないよね

 いつ死んだっていつまで生きたって良いってことだよね

 死ぬことは答えじゃないと誰が決めたのだろう?

 夜を迎えるたびにこのまま目覚めなくてもイイって想った夜は何度あっただろう?

 まだ生きていてしたいって想うことは何かあるだろうか?

 何かしたいから生きたいんじゃない

 生きてるから何かを探してるだけに過ぎないのだから

 当たり前のことを当たり前とどうして言えるのだろう?

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 それでも、覚えていることがある

 一人で泣いた夜のことを・・・

 その意味を知るまでは

 まだ生きててもいいと想う

 いつでも死ねるのだしね。

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