時の雪

2004年2月25日
 もう、僕には分からないことが多すぎる。

 今もこの空のどこか下で生きてる貴方が幸せで居ることを望むだけ。

 それが好きって感情なのか分からない。

 もし、愛が人を救うというのなら

 何故世の中はこんな悲しいことばかりなのだろう?

 僕だけ盲目なのか、それとも人が皆盲目なのか

 もし、離れることがあっても

 誰よりも愛していたのなら

 もう誰も愛せないってことにならないのかな?

 もし、それを考えすぎというのなら

 今大切なものとして在るものを疑わなくてはいけない気がして

 この想いもいずれ変わってしまうのだろうかと?

 幸か不幸か

 まだ、この世界で生きる上で一番大切なものを人にしたことがないから

 まだ生きている

 もしかしたら、本当は伝えたい人もいたのかもしれない

 でも、もしそれで離れてしまったら

 今まで頑なに忘れないでいたこの想いすら忘れてしまうのが恐くて

 なりたくないものになってしまうのが嫌で

 故意に何かを傷つけるという存在に。

 結局は自分が傷つくのを恐れているだけなんだけど

 そうなんだけど

 でも、癒したくて、僕じゃ無理だから歌という手段を取って

 自分の為だけど貴方の為っても言えて

 でも、自分を美化してる気がして許せなくて。

 僕は無になりたい。

 苦しいだけならと何もないほうが良いと。

 でも、紛らわしちゃ駄目なんだと。

 だから一人で居るの。

 一人で歩けなくなるのが先か本当に疑う余地もないような一番の人が見つかるか。

 時の雪、溶けるが先か積もるが先か。

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