既視感

2004年2月24日
 悲しいとき

 血を見たとき

 前にも同じ血を見た気がする。

 其の度に

 繰り返してはいけないことを

 もうやらないって決めたことを

 また繰り返してる気がして。

 いつの日も

 もう、悲しませたくなかったのに

 癒す術を知らなくて

 どんなに必要としても

 必要とされることは難しくて

 でも、

 既視感を想うとき

 より一層

 繰り返してはいけないって想える気もするんだ

 それだけが救い

 強くなくても強く在らなければならない時代なんだね。

コメント