ぼく

2003年7月22日
 認めたくないけど、認めなければいけないことってあると思う。俺は特に自分に多くて。

 ぼくは分かってしまうことが嫌だった。許すことは出来ても理解は出来ないから。

 僕に向けられたものが何であれ、名づけられている感情に合わさった時、ただ笑うしかないことばかり。自嘲にも似た乾いた笑い。

 許されると思っていた場所でも、許されることのなく、涙の代わりに笑いが出して、本当の自分をひた隠ししなければならないとするのなら、何処へ行けばいいのだろう?

 待つ者も居なければ、支える者も今は居ない。だから信じている。雲を掴むのは風だということを。

 不安だから止まっているのか
 止まっているのから不安なのか。

 道がないから歩けないのか
 歩かないから道がないのか。

 失敗ばかりしているけれど、取り戻せない失敗ばかりだけど、今も苦しめる失敗ばかりだけど、それを受け入れて前を向きたいとは思ってる。思い続けている。

 捨てるのでなく受け止め抱え生きて行こうと。
 たとえ、正体さえ分からない不安になってもそれを抱えることを強さと呼んで。歩いていこうと。

 でも、周りから見ればただのハンパ者、キラワレ者、テイラク者。

 それがぼくってもんらしいです。

コメント