2002年12月13日
 僕は知っている
 きっと知っている
 人が呼吸をするように
 人が人を愛するように
 それほど 自然に

 変わってゆく姿を見続け
 本気で愛せない
 確かなものなど 僕には確かなものでなく
 憎みきれない 自分が居る

 触れれば壊れ 触れなくとも壊れ 
 離れれば蹴られ 近づけば蹴られる

 でも 愚かなほどに 正反対の事も信じ切れない
 だから 不安定にしか生きれない
 だから 愛する事も出来ない
 だから 憎む事も出来ない
 
 そんな どっちつかずの存在

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